■ 2004年9月11日 ベートーヴェン・1,3楽章
■ 2004年9月18日 ドヴォルザーク・全楽章
■ 2004年9月19日 英雄・全楽章、アンコール
■ 2004年9月20日 定期演奏会ゲネプロ(リハーサル)・本番
〜尼崎市民交響楽団 第20回定期演奏会へ向けての練習〜
■ 2004年9月25日 幻想・初見大会
2004年9月11日
練習箇所:ベートーヴェン・1,3楽章
本番二週間前の今ごろになってテンポを変えて、指揮を見て合わせてくれってのはどうなんだろう。普段からそのテンポで練習してれば戸惑わなくて済むのに。今回の練習はいつものとおりに弾く人vs.指揮者を見て弾く人みたいな印象だった。
普段から指揮を見て演奏する練習もするべきだと思う。うちの楽団のとあるパートは指揮を見れてない人(見ていても、合わせられない人?)が大半だ…。
本番は普段の練習の通りに指揮を執ってほしいなぁ。イレギュラーなことされるのは怖い。ただでさえ緊張して思い通り弾けないことが多いのに。本番は練習より速くなる場合が多いらしいけど。
これが尼響のやり方。嫌なら着いてくるな、ということなら今のところ文句は言わないが…。
来週は三日連続で練習&本番。疲れるだろうなぁ。
本番直前!ということで、緊張をほぐす方法について本気出して調べてみた。
「リラックス」で検索すると、カフェとかマッサージとかXMLスキーマ言語とか関係ないことも掛かったけど(いや、マッサージは関係あるか…)、いくつか役立ちそうな情報を。
・呼吸 … 息を吸うときに緊張し、息を吐くときにリラックスする。ということはつまり、吸っている時間を短くしてゆーっくり息を吐くようにするとリラックスできる。管楽器のように重要なフレーズの直前でブレスをして、息を吐くと同時に音を出すと無駄な力の入らない、かつ大きい音が出せる。この情報を見つけたとき、「歌う」とはつまりそういうことかと思った。
・脱力 … まず力を入れてから、一気に体の力を抜く。
・暗示 … 自己催眠あるいは他者による催眠を用いてマインドコントロールする。「緊張することは気にならない」などと暗示をかける。素直じゃない人には掛かりにくい。既に緊張しているときの自己暗示は、意識しすぎて悪循環になる。
・本番のシミュレーション … リハーサルのときに観客がいると思って練習する。本番の衣装を着て一度練習しておく。
あたってみたのはこれくらい。組み合わせて「ゆっくり息を吐くとリラックスできる」と暗示をかけると効果があるかもしれない。と思って検索すると、実際に効果があった臨床実験の例も見つけた。
このほか、演奏会でのリラックス法で一番多かったのは、「場数を踏んで慣れること」だった。場数を踏んでないから調べてるのに。
しかしこんなこと調べていると余計に緊張する。いや、去年はほとんど緊張しなかったんだけど。弦パートは気楽なもんだ。
2004年9月18日
練習箇所:ドヴォルザーク・全楽章
あんまり覚えてない。必死に練習していたのだろう。パウンドケーキを焼いてたような気がする。
2004年9月19日
練習箇所:英雄・全楽章、アンコール
あんまり覚えてない。指摘されたことを念入りに譜面に記入していた。記入漏れがあったりしたところを補足した。ここでもまだ弓の使い方が何箇所か替わる。
2004年9月20日
練習箇所:定期演奏会ゲネプロ(リハーサル)・本番
本番。前日は疲れきっていたので眠れるかと思ったら、神経がピリピリして全然寝付けなかった。
ゲネプロ。やはりアルカイックホールは響きが良くて、弾いていて気持ちがいい。しかし突き刺すようなライトのせいか指揮者があまり見えない。
ドボ8は結構指摘事項があったが、エロイカはさらっと通して終わった。ただし三楽章以外。ここにきて未だにエロイカ三楽章の縦(リズム)が合わない。勘弁してくれって思うが、もはや諦めるしか道はないのだろう。
本番。ライトとスーツと視線で暑い。去年より薄いスーツだったので汗は少しマシだったが。ドボ8の途中ですでに喉が渇いてしまった。
ドボ8が終わるとG線の音程がかなり下がってしまっていた。こんな音で弾いていたのかとビックリした。本番はなぜかチューニングの時間が短いので、急いで音を合わせないといけない。本番こそ念入りにチューニングした方がいいのではないか。
ドボ8・エロイカ共に、みんなが余りに走るので着いていくのに必死になる。管と弦がずれてバラバラになっている箇所もあった。みんなちゃんと指揮者見れてたのかなぁ、って人のことは言えないが。指揮を見ると楽譜が見えず、楽譜を見ると指揮が見えず、もちろん(?)暗譜はできてないしと、板ばさみ状態で弾いてた。
エロイカ三楽章は、案の定カオス状態。この楽章に限らず、という話もあるが。四楽章に来て右腕に電気が走った。腕を伸ばすたびに痛みが走るが気にしていられない。合宿のときのビデオに写っていた、合間合間に腕をマッサージしながら弾く姿は痴態であったので…。
そしてアンコール。割と簡単な曲なのにめちゃくちゃ拙く聴こえた。練習のときは綺麗に響いていたのに。エロイカでみんな疲れすぎたからかもしれない。
長い練習期間を重ねてやっと本番、凄い達成感があった。1000人以上もの聴衆から拍手を頂き、このために生きてるんだと実感した。大げさではなく。
全演目が終了して控え室に戻り、座ってたら今度はなかなか立ち上がれなかった。すっかりエネルギーを使い果たしてしまったらしい。
僕宛ての差し入れはまぁ今年もないだろと思って探していなかったら、一つ見つけて教えてくれた。感謝感激。
今回はファーストよりセカンドバイオリンの方が、いい音が出ていたように思う。人数はファーストのほうが多いのに。
管楽器、ホールが違うと全然音が変わったのが印象に残った。練習場でいつも何この不思議音とか思ってたけど、アルカイックホールでは素晴らしい音だった。ごめん、少し誉めすぎた。音が聞こえてくる方向が練習場と本番とで変わるのも要因としてあるのだと思う。
最近、摩耶交響楽団に興味が湧いてきた。来年はチャイ5を演奏するらしい。去年演ったから懐かしい。
近いうちに見学にいってみよう。上手な人が居るといいなぁ。尼響は、諦めモード入っている人が結構居るから長期間滞在するのはやだな。
入団の際にオーディションがあるそうだが何をするんだろう。やっぱり、初めて五年だとまだ厳しいのかな。
2004年9月25日
練習箇所:幻想全楽章、初見大会
団長曰く、ここまで何度も中断した初見大会は楽団史上初らしい。
一楽章から五楽章まで、弾きながらずっと混乱していた。どこを弾いているのか全くわからないって部分も多かった。でも、弾いていて楽しい箇所がいくつか見つけられたのでよかった。それがないとただの苦痛だし。
幻想五楽章にコル・レーニョ(弓の木の部分で弦を叩く)があって、弓の棒がボロボロになるらしいのでそれ用の弓を買おうかと思っていたが、そういえばエレキバイオリンの弓が合ったのを思い出した。毛の部分は全くいい音が期待できないので、その奏法の箇所だけ弓を持ち替えることにする。忙しいけど。二つの弓を並べて弾き比べてみたが、やはりいい弓は弾き勝手が格段に違う。この弓にはいつも相当助けられていると思う。
練習後に家に帰って、譜面を見ながらCDを聴いてみるとどういう風に弾くのか分かってきた。まずは全体の流れと、切っ掛けの音を覚えないと。
楽章ごとに聴いても、この莫迦な頭には多分すぐに入らないので、テンポをゆっくりさせたもの(2/3倍速)を作った。使ったソフトがタコなので音は悪くなったが、譜面は格段に追いやすくなった。スコアも買ってきた。これは大正解で、流れを手っ取り早く知るには必須だと思う。CD聴きながらスコアを眺めてみると、パート譜だけでは分からないアンサンブルのツボが分かってきた。これを合図にここを弾くんだ、とか。
そういえば、前回の演奏会のドボ8のCDは結局一枚も買わずに、尼響の練習の録音だけで済ませてしまった。他の演奏に影響されなくて良かったのかもしれないが…。今年は手当たりしだい聴いてみようと思う。
で、今聴いているCDはこれ。
ベルリオーズ「幻想交響曲」
ミュンシュ(シャルル)指揮
パリ管弦楽団
シューベルト「未完成」&「ザ・グレート」
ヴァント(ギュンター)指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
さらに、このCDも買ってみた。
ベルリオーズ・幻想交響曲第4楽章(断頭台への行進)
幻想四楽章のみ15種類!集めたもので、結構有名なアルバムらしい。聞き比べるのに横着できていいかも。
スコアについていた曲の解説を読んで。この曲は恋に破れた男がドラッグで自殺を図るも失敗、バッド入って苦悩している描写だということが書かれていて、なんとなく自分のヘタレな現況と重ね合わせてしまった。4〜5楽章はお薬(もちろんサイケ系)を入れながら聴いてみると、本当にそんな幻覚が出てきそうだ(と知り合いが言ってた)。
次回の練習は幻想の一楽章。
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