■ 2000年12月2日 ミニチュア
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2000.12.02 土曜日 事務所に着くと、部屋のソファーに市民楽団の方が座っていて、なにやら小さい物を触っていました。なにを持っているんだろうと興味津々で席へ向かい、手元を良く見てみると「ミニチュアのヴァイオリン」でした。
なんでもその品は戦時中にヴァイオリン製作者が造ったものなのだそうで、細部まで手の込んだ仕上がりでした。とても惹かれたので、しばらくその小さな楽器を眺めさせて頂きました。ペグ、テールピース、駒などちゃんと一人前に備えていて、金メッキが施された弦も巻いてありました。楽器の内側には魂柱こそ立っていなかったものの、律義にも小さなラベルが張ってありました。また、弓にはさも当然のように馬の毛が張ってあり、そのフロッグ部分には象牙が用いられていました。ネジが無くて毛の張り具合を調整出来ないのが難点なのだそうですが、そこまで求めるのは贅沢かもしれません。
今までにもこうしたミニチュア楽器の類いは色々と見る機会があったのですが、今回出会ったものは特に素晴らしい作品だと感動を覚えました。
今回は、いつもより少し多目に練習してレッスンに臨んだつもりだったのですが、最初の調弦が上手くいかなくて、初っ端から時間を浪費してしまいました。自分では正確に調整したつもりでいても、D弦の音程が少し高くなるという状況でした。平日の間は全く楽器に触れることが出来なかったので、A弦とD弦との五度の感覚が鈍っていたのでしょうか。しかし、D弦とG弦なら正しい音が取れたというのも謎な現象でした。
というわけで調弦に少し手間取ってしまいましたが、レッスンそのものはまずまずの出来だったと思います。ただ、一人で弾いている時はそうでもなかったのですが、先生と合わせて弾くときに音のタイミングやバランスなど色々と気に掛け過ぎたためか翻弄されてしまい、繰り返し「落ち着け」と念じ続けながらのレッスンでした。