■  ページ開始までのいきさつ
■  1999年2月3日 このページの原稿を作りました。
■  1999年2月6日 タイタニックの引き上げ品展を見に行きました。
■  1999年2月9日 練習曲探し。
■  1999年2月13日 ボウイングの練習、雑感。
■  1999年2月14日 アジャスターとミュートを買いに行きました。
■  1999年2月15日 練習曲を選ぼうと本を見ていました。
■  1999年2月25日 音階を練習しました。

ページ開始までのいきさつ 高校の頃、よく通っていたCD屋さんで、「Y.M.O.再生」という広告のチラシを見て、ん、なんだろうこのグループは?と気になり、その売り場にあった「HI TECH-NO CRIME」というリミックスアルバムを衝動買いしました。それが僕が初めて音楽に触れ、のめりこんで行くきっかけでした。
 残念ながら、日程などを知らなかったので行けなかったのですが、1993年のY.M.O.の復活ライブの放送以来、坂本龍一さんを好きになり、彼のライブへと足を運んだり、衛星放送の中継番組をチェックして観賞したりしていました。

 そして、事件はいつも突然に起きます。それは1995年に衛星放送の中継番組で見た、坂本龍一さんのライブでのことでした。そのライブはバンド形式のもので、そのメンバーとしてヴァイオリン奏者が一人いたのです。これが僕にとって、オーケストラやストリングスの一部ではないヴァイオリンを聴く、初めての機会でした。そのヴァイオリニストはあくまで脇役で名前も判らなかったのですが、その演奏をしている姿を見、音を聴いてすごく感動し、ヴァイオリンに興味を持ち始めました。

 いつかあの楽器を弾いてみたい、と心の片隅で思いつつも、行動を起こさないままに数年が過ぎ去り、いつの間にか学生から社会人になってしまっていた1998年4月のことでした。インターネット上のフリーマーケットで、初心者用ヴァイオリンのセットが2万円弱という安値を付けているのを発見しました。これは楽器と弓、ケース、松脂、替えの駒、それらに加えて、更に入門用の教本を付属したというものでした。これなら家に到着したらすぐに弾き始めることが出来そうでした。近所の楽器店での相場では、本体のみで最低でも5万円前後だったので、この値段で入手できるというのはラッキーだなと思い、早速購入のための手続きをしました。

 しばらく待ち遠しい日々を過ごし、やっと待望の商品が無事家に到着しました。早速ダンボールの梱包を解き、黒くてずっしりとしたケースを開けると、丁寧にも楽器とケースの間に新聞紙をくしゃくしゃに丸めたものが沢山詰めてありました。なぜそんなに厳重にする必要があるのか、と疑問に思いながら新聞紙を全部取り払ってみると、やっとその理由が分かりました。楽器とケースの内側には大きな隙間が空いていて、かなりぐらついていたので、緩衝材が必要だったというわけです。
 そうこうしながら楽器をケースから出し、手にとって眺めてみました。間近で見たり触ったりすること自体初めてだったので、まず最初は隅々まで観察してみました。傷を心配していたのですが殆ど見つからず、思ったよりもきれいな楽器だな、というのが第一印象でした。f字孔から中を覗くと、「Made in Shanghai」と書いてあり、「うーんなるほど、だから練習用なんだな」などと変な納得をしてしまいました。
 次に、セットに付いてきたオマケのような出版元不明の教本を紐解きながら練習を始めてみたら、いきなりヴァイオリンっぽい音色が出ました。まさか初日からいきなり音が出せるなんて思っていなかったので嬉しくて、とても興奮しました。
 見た目も立派にヴァイオリンだし、音もそれなりに出たので、購入したのは失敗ではなかったな、と大満足でした。

 その後、暇を見つけてはヴァイオリンを弄っていましたが、独力ではなんともなりませんでした。CDなどと一緒に曲を弾いたりすることにも挑戦してみましたが、いまいち「弾いている」という実感が持てませんでした。そこで、楽器のセットについてきた例の冊子を見ながら、ペグを使った調弦の仕方や、弓に松脂を塗ると弾きやすくなる、といった基本的なことから覚え始めました。
 ところがある日、久しぶりに楽器に触っていると突然、弦が切れてしまったのです。手元に予備の弦など用意していなかったので、ものは試しと、同じぐらいの太さのギターの弦を張ってみました。すると案の定、その弦だけ異様に響き方が違いました。初めは、練習用と割り切っていたので気に留めていませんでした。
 おまけにその頃は、近所でヴァイオリン用の弦を置いている楽器店がある、というのを知らなかったし、弦の価格がいくら位なのかも見当がついていませんでした。でもやはり、弦を触った感じも、音色もぜんぜん違うし、と違和感が募ってきたので、近所に点在する普通の楽器店を何軒か巡って、割と安めの弦を調達してきました。

 そういった具合に手探りで練習を続けていましたが、突如として仕事が忙しくなって帰宅時間も遅くなったので、殆ど練習時間が取れなくなりました。そこで、できれば深夜まで練習したいという欲求が出てきたのですが、僕の部屋は特に防音の部屋というわけでもないので、深夜まで思い切り練習するという訳にはいきません。
 このまま練習時間が少なくなっていくと、せっかく出だしが順調だったのに段々とダメになってしまうのではないか、と危機感が募ってきたので、1999年の誕生日からはヴァイオリンの練習を日課にしようと思い立ちました。さらに自分に鞭打つべく、ここにページを開きました。

1999/2/3 水曜日 とりあえず夜の公園辺りで練習してみようと思い、車にヴァイオリンを載せて走り始めたまでは良かったのですが、そんな決心をした日に限って大雪でした。この日が初雪だったし、しんしんと舞い降りてくる大粒の白い雪は、それはそれでとても綺麗で感動的だったのですが、屋外では手がかじかむし、体も芯まで冷えてしまうので、ヴァイオリンの練習の方はやる気が萎えてしまいました。
 ※後日調べた結果、音の響きが野外と室内とでは全然違ってくるし、湿気の影響などもあるらしいので、そういう環境での練習は避けたほうがいいそうです。

 という経緯で、この日は何をするわけでもなく帰宅し、練習もできず暇だったので、ページの原稿を作り始めました。本格的な練習開始はページのタイトル通り、23歳の誕生日から、ということにしました。

1999/2/6 土曜日 この日は、「タイタニックの引き上げ品展」というのを見に行ってきました。これは例の大ヒットした映画を受けての展覧会です。引き上げられた皿や装飾品、映画の中に出てきた品々が色々と展示してありました。
 いろんな展示がしてある中を順に進んで行くと、暗がりのなか楽譜も無しで、ヴァイオリンを一心不乱に引き続けている人がいて、それがすごく格好よかったです。何の曲を弾いていたのかは判らなかったのですが、しばらくそこに佇んで聴き入ってしまいました。
 後日知った話ですが、この展は細野晴臣氏がスーパーバイザーをしていたそうです。なんでも彼の祖父が乗っていた、ということです。それで環境音やディスプレイや照明の手法が凝っていたのか、と納得しました。

1999/2/9 火曜日 このところ、遅くまで仕事をすることが多くて、深夜でも練習できる場所が欲しいと切実に思っています。
 あまりに帰りが遅くて練習が出来ないので、なにか他に出来ることはないかと思い悩んだ結果、簡単な練習曲をMIDIに起こしてみることにしました。短くって覚えやすい曲、何があるかな。既成のデータがあれば楽なんですけどね。とりあえず教本の片っ端から入力していこうかな。

1999/2/13 土曜日 5時間ほど練習してみました。何を練習すればいいかさっぱり判らなかったので、終始ボウイングの練習でした。なにか簡単な曲を弾いてみたいな、と思っていますが、この間本屋さんで適当に選んで買ってみた教本、「新しいヴァイオリン教本・2巻」を読んだところ、やたらに難しいし、他には適当な楽譜が手元にないのです。簡単そうなピアノ曲集なら持ってるんですけどね…。適当にサティでも弾いてみようかな、なんて思っています。

1999/2/14 日曜日 他の楽器をやってきたこともあり、音を小さくするための「ミュート」なる代物があるのは知っていたので、会社帰りに見つけた梅田にある楽器店へ買いに出かけました。しかし、そこには置いていませんでした。その店には、エレキギターやベースなどがその辺に沢山置いてあるというのに、「弦楽器」は扱っていないのだそうです。結構大きな楽器店だったのに、期待外れでした。
 そこで今度は、家の近くにあるお店に、ミュートを買いに行きました。買ったは良いが付け方を知らないといけないだろうと思い、お店の人にミュートの付け方を教えてもらいました。ついでに、アジャスターにも目が移ったので、それも買いました。E弦につけて音程を調節するもののようです。ちなみにミュートは2500円、アジャスターは350円でした。
 そうして、家に帰って早速両方付けてみました。アジャスターはすんなりと付けることが出来たのですが、ミュートを付けると何故か音が出なくなりました。特に開放弦では全く音が出ないです。左手で弦を押さえると音が出ますけど。そして、音量もあまり変わらないような気がします。こんな調子だと、ミュートとしての効果はあるのかなぁ、と不安になります。
 さらに、ミュートを落としてしまい、ボディに小さい傷ができてしまいました。悲しいです。しばらく使わないことにします。

1999/2/15 月曜日 今朝メールをチェックすると、応援のメールが来ていました。とっても嬉しかったです。
 ところで、フィドルとヴァイオリンって同じ楽器だったんですね。今日調べてみて、初めて知りました。シンセサイザーなどでも違う音色名が割り当てられてるから、てっきり別の楽器だと思っていました。楽器は同じ物を使って、奏法が全く異なるという、要は音楽のジャンルによる呼び名の使い分け、だそうです。
 さて、そろそろ何か1曲くらいマスターしてみたいなぁ、と選曲を始めてみました。ピアノならサティが好きなんで、『ジムノペディ』かなぁ。でも、どうせならヴァイオリン曲に挑戦したいなぁ、などと色々迷ってしまいます。
 そういえば、教本を持っているにもかかわらず、楽譜読むの面倒臭いというのもあって、その中の1曲も弾いたことがありませんでした。記号や音符で覚えるより、耳で覚える方が楽かな、と思います。結局暗譜するんなら、どちらでも一緒のような気がします。実際、演奏会などでは演奏家は暗譜して弾いてるのでしょうか。僕はピアノのときは完全暗譜で臨んでいた覚えがあります。
 結局この日の練習も、ボウイングだけで終わりました。まぁ触らないよりはましかな、とは思いますけど。
 ミュートは相変わらず使っていないのですが、僕の家では、21時ぐらいまでなら苦情もこないみたいです。割と恵まれた環境だなと思います。

1999/2/25 木曜日 最近の練習は、ひたすら音階を弾くということをやっています。でも、ゆっくりとした曲、かつ知っている曲なら追っていけるかも知れません。
 来月辺りから、そろそろ教室を探して行ってみようかな、と思っています。巷でよく聞くヤマハの音楽教室って、良いんでしょうか。いろんなところにあると、会社帰りに気軽に行けるから便利なんですよね。
 で、ヴァイオリン教室について調べてみようと思い、サーチエンジンで「音楽教室」と、「バイオリン」で検索したら自分のページが上位に表示されました。これにはちょっと驚きでした。…役に立てば良いんですけどね。まだまだ未熟なこのページ。他は、Webで探してもなかなか見つかりませんでした。今度本屋さんで、習い事の週刊誌などを立ち読みしてみようかな、と思います。
 今日MIDIヴァイオリンという商品の紹介ページを発見しました。コンセプトもそうだけど、その姿がとてもかっこいいのです!以前、坂本龍一のライブの録画放送で見た、僕にヴァイオリンへの興味を持たせた楽器とも言えるのが、このタイプの楽器でした。いつかは手にしてみたいです。

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